みなさん、こんにちは。くりたけです。
今回は「注文住宅にかかった費用」についてです。
結局、注文住宅を建てると何にお金がかかるの?
結論から言うと、土地、建物、外構、その他だよ!
いやいや、そんなこと言われても良く分からんし!
そりゃ、そうだよね!
今回は、何にお金がいくらかかったか隠さず教えるね!
◆何にいくらかかったか公開!
それでは、具体的にいくらかかったかを公開します!
ざっと知りたい方は
「初めに全体を見よう!」の所だけ読めば大丈夫だよ!
初めに全体を見よう!
ここでは、かかった費用をざっくり4つに分けて表にしています。
資金計画とは、ハウスメーカーの営業さんが作る計画で「見積り」と思えば大丈夫です。
外構って何?
その他に500万円もかかってるけど何にかかったの?
疑問がたくさん出てきていると思いますので次に進みましょう!
外構とは駐車スペースや庭のこと!
外構とは門やフェンス、駐車スペースなどの総称です。
これらの工事費用は建物とは別にかかります。
表には外構費用83万円って書いてあったから、
100万円くらい見ておけば十分ってことだよね!
そう思うと後々泣きを見るかもしれません。
くりたけ夫婦は庭に全く興味がなく、駐車スペースにコンクリートを打つ、
建物の周りに防犯用の砂利を撒く、郵便受けを建てるといった必要最低限の工事しかしていません。
そのため、外構費用83万円は相当安い部類に入ります。
もしもあなたが、庭や駐車スペースに力を入れたいならより多くの費用がかかります。
ご注意ください。
「その他」について詳しく!
注文住宅を建てる際に「土地」「建物」にたくさんお金がかかることはイメージしやすいです。
そして、ここまで読んだ方は土地、建物以外にも「外構」でもお金がかかると分かったでしょう。
しかし、家づくりの際には「その他」にも費用がかかると覚えておいてください!
「その他」は支払額の10%、額にして500万円以上かかりました。
決して小さな額ではありませんね!
でも、「その他」って何なのか全然イメージできないんだけど!
ここからは、「その他」についても押さえていこう!
「その他」は16項目ありますが、ざっくり3グループに分けられます。
・①建物や土地に付随してかかる費用
・②役所などに払う費用
・③保険の費用となります。
その他① 建物や土地に付随してかかる費用
意外と盲点なのですが、建物が建っても、そこには照明やカーテン、エアコンは着いていないことがほとんどです。
だから、これらは建物とは別に費用がかかるので注意しよう!
今住んでいる家から持ち込むこともできるので、費用を抑えたい人は持ち込みも検討してください!
地鎮祭?上棟式?地盤補強?
何だ、それは?
聞きなれない言葉が多いですね。
できる限り簡単な言葉で説明します!
地鎮祭は工事の無事を祈る祭!
地鎮祭は工事が無事に終わるよう祈る祭です。
当日は神主さんに来てもらい、施主と大工さんでお祈りをします。
神主さんに払う費用は3万円から5万円くらいが相場のようです。
上棟式は骨組みができたことのお祝い!
上棟式当日は、家の基礎と骨組みが完成したことを大工さんと施主でお祝いします。
その際には、大工さん達にお祝儀を渡すのが慣例になっています。
くりたけは、営業さんに相談し、
・棟梁に2万円
・現場監督に1万円
・お手伝いの大工さん達にビール券
をお渡ししました。
ビール券にすることで当日の荷物も軽くて済んだから、
ビール券はお勧め!
地盤補強工事費用は、土地によって大きく変わる!
家を建てる前には土地の地盤調査を行い、家を建てられるか調べます。
もしも、地盤が弱ければそのままでは家を建てられません。
その場合、地盤を補強する必要があります。
一概にいくらと言えませんが、場合によっては100万円以上かかってしまうこともあります。
※補強工事が必要なし、と判断されれば費用はかかりません。
じゃあ、土地を契約する前に地盤調査しちゃえば良いんじゃない?
補強工事が必要と分かったら別の土地を探せば良い訳だし!
それは無理ですね。
契約する前だと土地の所有権は相手にありますので、、、
残念ながら、地盤補強工事の費用は土地を契約した後でないと分かりません。
よって、工事費用は100万円くらいは見ておきましょう。
もしもそれより少なかったらラッキーと思うことにすると心の平穏が保たれます!
その他② 役所などに払う費用
これらは主に公的機関や第3者機関に払うお金になります。
こんなにたくさん種類あるの?
しかも、仲介手数料とかいらないでしょ!
絶対ぼったくられてるよ!
そう思う気持ちは良く分かるのですが、どれも必要な費用です。
建築確認は家を建てる前に行う確認!
「建築確認」とは、家を建てる工事をする前に建物や地盤が建築基準法や各市町村の条例などに適合しているか確認することです。建蔽率(建ぺい率)や容積率、北側斜線制限などが守られているか、シックハウス対策は行われているか、居室は十分採光が確保されているかなどが確認されます。2020年からは省エネ基準に達しているかもチェックされます。(床面積300m2以上の場合)
SUUMO様より引用
これは、ハウスメーカーではなく民間の検査機関が行います。
家を建てる前に第3者のチェックが入れば、後々問題が起きることを防げるね!
仲介手数料は必要経費!
くりたけは、土地を買う時に仲介業者に入ってもらいました。
仲介業者は、売買契約が成立するように売り手と買い手の間に立って調整をしてくれます。
そして、くりたけは無事に希望する土地を買うことができました。
無事に契約が成立した報酬として仲介手数料を仲介業者に払いました。
いやいや、仲介業者が入ることで無駄なお金が発生するでしょ!
自分も土地を買うまではそう思ってたけど、今思うと必要経費だと思う!
仲介手数料については、払いたくない人がほとんどだと思います。
しかし、これは必要経費と考えます。
注文住宅で家を建てようとするほとんどの人は不動産の素人です。
また、多くの人が仕事、子育て、介護等々抱えているでしょう。
それらを行いながら契約の準備や売り手との交渉を進めていくのは至難の業です。
また、それを進めるための時間の確保も難しいと思います。
よって、ここはお金を払ってプロに任せた方がスマートだと考えます。
いや、それでもお金払いたくないし!
という方は以下の問題に挑戦してみてください。
※これは全てくりたけが土地を買う際に起きたことです!
・土地を買う際に手付金をいくら相手に払うのか相手方の希望と100万円以上差があります。
売り手の機嫌を損ねずに相手方と金額交渉できますか?
・自分が契約した土地の隣地が越境していました。
後々トラブルにならないよう何をしますか?
どうしたら良いのか分からないって人が
ほとんどじゃないかな!?
もちろん、こういった問題に出会わずに済む人もいます。
その場合、仲介手数料は不要に思えてしまうことでしょう。
しかし、土地を購入する際には、こういった問題に見舞われる可能性があると知っておいてください!
そういった時に仲介業者がいればあなたの代わりに対応してくれます。
この辺りのことは他の記事でもう少し詳しく書きますね!
仲介手数料の値段は自分で計算できる!
でもさ、仲介手数料って業者が決めるわけでしょ!?
結局高いお金請求されるんじゃないの?
こういった心配はごもっともです。
では、仲介業者はお客さんに好きなだけ手数料を請求できるのでしょうか?
できません。
何故なら仲介手数料は法律で上限が決まっているからです。
また、不動産の値段が分かれば手数料は計算で求められます。
興味がある方はこちらからどうぞ!
https://smlt.jp/chukai_houshu/
耐震等級3取得費用とは?
ハウスメーカーから耐震等級3取得費用の請求が来た時、くりたけはどういうことか良く分かりませんでした。
え、耐震等級3取得費用って何?
絶対ぼったくられたわ!
と思って調べてみると、、、これも必要経費と分かりました。
どういうこと?
という人が多いと思うので説明しましょう。
我が家は耐震等級3の家になるよう設計されています。
しかし、もしハウスメーカーがいいかげんな家を建てて耐震等級3の家として売ったら?
騙されていることにも気づけないよ、、、
そうならないよう、第3者が確認します。
大まかな流れを図にするとこんな感じです。
ハウスメーカーはこの家が確かに耐震等級3だと分かる書類を調査会社に提出します。
そして、調査会社に認められたら、その家は耐震等級3だと証明されます。
※我が家の場合、設計図の検査だけでなく、現場の検査も行われています。
※家の引き渡しの際に耐震等級3を証明する書類が渡されます。
書類を作ってもらったり、調査をしてもらってたりして無料な訳はないよね!
水道加入料金は簡単に調べられる!
漢字から何となく意味は分かるけど、、、
これは、新しく水道を使う時に市町村に払うお金だよ。
自治体HPに金額載ってるよ!
あなたが住む市町村のHPに行けばすぐに調べられます!
気になる方は調べてみてくださいね!
固定資産税は土地や建物にかかる税金!
固定資産税は、その年の1月1日に土地や建物を所有している人に対してかかる税金です。
土地や建物を持ってたら税金を払うってこと?
その通り!
「住んでいるか」じゃなくて「持っているか」
で判断されるってことだよ!
建物を建てている間は、その土地で生活していませんが
既に土地を所有しています。だから固定資産税を払う必要があります。
くりたけの場合、建物を建てている間にアパートの家賃に加えて固定資産税も払う月がありました。
一時的に支出が増えることになりますので注意してくださいね!
収入印紙は契約書に貼る証票!
収入印紙って切手みたいなあれ?
それそれ!
ハウスメーカーと工事の契約をした時に使ったよ。
これは、どこのハウスメーカーと契約してもかかる費用となります!
建物検査は家が建ってから行う検査!
これは、SUUMOさんの説明が分かりやすかったから
以下、引用します!
完了検査は、住宅などの建築工事が終了した時点で行われ、建築物が敷地・構造・建築設備に関する法令に適合している場合に検査済証が交付されます。
検査済証 とは | SUUMO住宅用語大辞典より引用
完了検査に合格し、検査済証の交付を受けるまでは、その建築物を使用することはできません。
そういや、家建てる前にも検査あったよな!?
と思ったあなたは素晴らしいです!
家を建てるにあたっては、
1.建築確認(家を建てる前)
2.中間検査(家を建ててる途中)
3.完了検査(家が建った後)
と何度も第3者の確認やチェックが入るようになっています。
そうすることで、家を買う人が後々困らないようにしているわけです。
建物検査費用は、安全を担保するための必要経費と考えよう!
登記費用は、建物や土地を登記簿に載せる時にかかる!
またまた専門用語!
もう勘弁して!
確かに聞きなれない言葉だけどなるべく優しい言葉で説明するね!
そもそも登記とは何でしょう?
登記とは、その土地や建物はどこにあって、誰のものなのかを登記簿に載せることです。
登記簿って何?
登記簿ってのは不動産の情報が載っているリストのことだよ。
リストは国が管理していて、そこに自分の土地や建物が載れば
確実に自分の物って証明できるんだよ!
ただ、登記簿に土地や建物を登録する時には費用がかかります。
それを登記費用と言います。
もっと詳しく知りたい人は続きも読んでね。
登記費用=登録免許税+司法書士への報酬!
登録免許税は登記簿に土地や建物を登録するのにかかる税金です。
これは、計算で金額を求めることができます。
登録免許税の計算の仕方は三井のリハウスさんが分かりやすくまとめています。
より詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。
【三井のリハウス】登録免許税(登記費用等)|2023年(令和5年)度税金の手引き (rehouse.co.jp)
司法書士への報酬ってのはどういうこと?
司法書士に登記を代行してもらうための費用だよ。
代行、、、じゃあ自分でやっても良いってことか?
登記は自身で行うこともできます。
しかし、日々の仕事や子育て、介護といったことをこなしながら登記を進めるのは大変です。
また、手違いなどあって想定外に時間がかかってしまった、、、という事態は避けたいものです。
そのため、くりたけは司法書士へ登記をお願いしました。
その他③ 保険の費用
新築で家を建てる際には、団体信用生命保険(以下、団信)と火災保険に入ることが多いです。
団信って何?
聞きなれない言葉だよね!
できるだけ分かりやすく説明するね!
団信は自分の不幸に備える保険!
団信とは、ざっくり説明すると
入っておけば、住宅ローンを借りた人に不幸があった時にローンの残りがチャラになるというものです。
※住宅ローンを借りる際、団信に入ることが条件になっていることが多いです。
団信のおかげで支払いがチャラになるのは良いけど、、、
建てた家はどうなっちゃうの?
残された家族がそのまま住み続けられるよ!
表には事務手数料って書いてあるよね!
じゃあ、保険料は別にかかってる!?
その通り。
事務手数料は保険に入る時に払うお金。
保険料は今も毎月払ってるよ。
じゃあ、、、団信に入らなければ
毎月の支払いを減らせるってこと?
団信に入らなくても住宅ローンは組めます。
ただし、大きなデメリットがあります。
それは、万一ローンを組んだ人に不幸があっても残された家族が支払い義務を負う、ということです。
【フラット35】の団体信用生命保険:長期固定金利住宅ローン 【フラット35】 (flat35.com)
月々の支払が減るのは嬉しいけど、
デメリットが大きすぎる、、、
くりたけブログとしては、団信に入ることをお勧めします!
火災保険や地震保険で建物のダメージに備える!
くりたけは建物に火災保険と地震保険をかけています。
建物がダメージを受けてしまい、修理が必要となると何百万円レベルのお金がかかってしまいます。
火災保険に入ることは義務ではありませんが、入らないデメリットの方が大きいでしょう。
10年で26万円なので、1か月あたりで考えれば2100円程度の負担になります。
ちなみに、耐震等級3を取得しておけば火災保険料はかなり下がります!
◆まとめ
すごいボリュームでしたのでまとめましょう!
次回は、土地購入編です。
家づくりの中でこのパートが一番大変でした。
その経験を踏まえて、、、
・土地を探す時にどこに注目すれば良いの?
・旗竿地ってどうなの?
・実際に土地を買うまでの流れは?
こういったことが分かるような記事を作ります。
次回の記事もお楽しみに!
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