みなさん、こんにちは。くりたけです。
今回は実際に会った4人の営業マンを比較して分かった「良い住宅営業マンの特徴」をお伝えします。
結論から言うと、良い住宅営業マンを見極めるポイントは、「相手に寄り添う力」と「人柄」の2点だと考えます。
建物を建てるのは大工さんだよね?営業マンってそんなに大切なの?
住宅営業マン選びをいいかげんにしてしまうと後悔する可能性が高いです!
そして、だめな住宅営業マンに当たってしまうと家づくりが苦痛になることは間違いありません。
では、どうして良い住宅営業マンに「相手に寄り添う力」と「人柄」が必要なのでしょう?
そう考えるに至ったエピソードを紹介しましょう!
◆くりたけが会った4人の住宅営業マンとのエピソード
まず、前提をいくつか書いておきます。
私たちは、たくさんあるハウスメーカーから候補を絞る時に、
・土地探しもサポートしてくれること
・地元に根付いていること
・2000万円程度の予算で建物を建ててくれること
※建物+土地を合わせて4000万円程度というイメージ
という条件で絞り込んでいます。
そのため、高級路線のハウスメーカーや大手ハウスメーカーは初めから候補に入れていません。
その点、ご承知おきください。
EP1:こちらに寄り添う気ある?残念な営業マン
2021年2月にハウスメーカーを4社に絞ったくりたけ夫妻はA社営業マンとモデルハウスで会うことに。
モデルハウスはカッコいい感じの家で、天井には飾り梁があしらわれていました。飾り梁を知らない方もいると思うので画像を貼っておきますね。
見学を一通り終えると、1階リビングで詳しく話すことになりました。
途中で予算の話になり、こちらは建物、土地合わせて3500万から4000万ほどで建てたいと伝えると営業マンの顔が曇りました。
いやいや、無理だよ!
とは言われませんでしたが、明らかに無理だというオーラを出されたことを良く覚えています。
その後、営業マンからは予算内で家を建てるならエリアの見直し、希望エリアで家を建てるなら予算の見直しを勧めますと言われ、その日の打ち合わせは終了しました。
あー、うちのお客じゃないってことね!
A社はない!
と打ち合わせ終了直後に見切りをつけました。
EP2:建売でもOKと言ってくれた営業さん!
残念な打ち合わせから1週間後。
気を取り直してB社の打ち合わせです。
B社はコストカットのためモデルハウスを持たない会社でした。
※実際に家を建てた人のお宅を見学することはできるようでした。
ただ、コロナ禍まっただ中のため実現しませんでした。
モデルハウスが無いので、打ち合わせは事務所で行うとのこと。
営業さんは女性の方で、軽くあいさつをして打ち合わせが始まりました。
打ち合わせは気持ちよく進みました。
ロードバイクが好きで、室内練習のための部屋を作りたいです。
それから、土地探しも手伝ってもらえたら嬉しいです。
なるほど、そうしたらその部屋の床は玄関とつながっていた方が良さそうですね。
土地は一般の方だとアクセスできない情報もあるので、そちらも次回一緒に見ましょう!
予算は土地、建物合わせて4000万円程度で考えていますがどうでしょう?
予算をかける所とそうでない所でメリハリつけていけば大丈夫ですよ!
こんな感じで打ち合わせが気持ちよく進んだことを良く覚えています。
「寄り添う力」と「人柄」のどちらも高得点でした。
寄り添う力Max発言!
私が特に素晴らしいと思ったことが打ち合わせの最後に
またお話をしましょう。契約はまだまだ先なので、
気持ちが変わって建売になったりしても大丈夫ですよ。
と言ってくれたことです。
これは、相手に寄り添う力が相当高くないと言えないと思います。
かと言って、自社の家づくりに対して自信がない様子も見られませんでした。
前回とは大違いだ・・・
EP3:知識豊富で頼れそうな営業マン
B社の翌日はC社の営業マンと会うことに。今回も事務所で営業マンと打ち合わせです。今回の営業さんもこちらの話をよく聞いてくれますし、プロならではの視点で話してくれました。
今(2021年)は金利が低いので頭金を200万円入れても月々の支払いは数千円減るくらいです。
そして、頭金200万円入れた場合と入れない場合の月々の返済シミュレーションを示してくれました。
頭金って、とにかくたくさん入れておけば良いと思ったけど、
そうでもないんだ!
無理に頭金を入れて、手元に現金が無いのは逆に危険ですよ!
家づくりの後も子育てなど現金が必要な場面があります。
確かに家づくりの後のことも大切だもんな!
間取り、住宅ローンのことだけでなく、土地探しのサポートもしますから、
気になる土地があったら連絡くださいね!
B社に引き続き、C社もいい感じだな!
前回のB社同様、打ち合わせが気持ちよく進みました。
C社営業マンの良かった点!
・こちらの話を否定することなく、聞いてくれる。
・住宅ローンについて新たな学びがあった。
・お客さんが家を建てた後のことまで考えて発言している。
EP4:話す気ある?無口な社長さん
4社目はいわゆるローコスト住宅のD社。シンプルな見た目で、うち好みの家でした。
D社には営業マンはいないようで社長さんが迎えてくれました。
一通り家の中を紹介してもらうと、白基調のリビング、無駄を省いたシンプルな内装と良い感じです。
そして、最後に1階リビングにて打ち合わせです。しかし、、、
おすすめのオプションはありますか?
共働き家庭なら食洗器ですね。
シーン、、、(静寂に包まれる)
リビング階段がある家に住んだことがないのですが、どんなメリットがありますか?
リビング階段でないと、年頃のお子さんが家に帰るなりすぐに2階に行ってしまい、
会話のきっかけが作れないことがあります。
リビング階段ならそういったこともありません。
シーン、、、(再び静寂に包まれる)
何だ、この嫌な沈黙は、、、
時間も限られてるし、何か話さなきゃ、、、
・・・
この社長さん、こちらが質問すれば答えてくれますが、答え終わると黙って座っているだけでした。
それが繰り返されるうちに、打ち合わせは途中から苦痛の時間に変わっていったのでした。
~打ち合わせ終了後の車内にて~
何でこっちが間を持たせようと頑張らなきゃいけない訳?
家の雰囲気とかは好きなだけにすごい残念!
モデルハウス自体は良かったのですが、社長さんのあまりの愛想の無さが私たちには大きなマイナスポイントとなり、D社も打ち合わせ直後に見切りをつけました。
◆明暗を分けたのはレスの早さ!
打ち合わせが一通り終わった段階で候補はB社とC社に絞られました。正直甲乙つけがたいと思っていたのですが、B社を選ぶことになった決定的な出来事が起きました。それは、「レスの早さ」です。
〇〇区の土地良さそうだよね。
〇〇町の土地も良さそうね!
じゃあ、B社とC社にメールしてみるね。
土地探しをしていた私たちは、いくつか良さそうな土地を見つけたので営業マンにアドバイスをもらうことに。
レスの早さが気持ち良いB社営業さん!
昼頃に土地の情報が載っているURLをB社とC社営業マンにメールしました。
そして、希望する家が建ちそうかアドバイスをもらうことにしました。
するとB社からはその日の夕方に返信が。
くりたけ様
B社営業さんメールより
〇〇町の販売図面は作成中でありませんでした。
〇〇区の販売図面を送らせてもらいます。
前面道路が広いので、車の音など気にならないですね。
車はビルトインで3階建ての建物になると思います。
ご要望が全て入るのかが心配です。
駅近な所はいいですね。
設計士がまだプランしていないと思いますので、一度プランした方がよろしいでしょうか?
とにかく、一度プランしてもらおう!
お願いの返信しようと!
そして、次の打ち合わせで早速プランを見ることができたのでした。
返信が来ないC社営業マン!
対するC社ですが、1週間たっても返信が来ません。
迷惑メールもチェックしたけど、返信来てないな、、、
さらに1週間後。
今まではこのアドレスで問題なく連絡取れたのに!
打ち合わせでは好印象だったC社営業マンでしたが、このレスの遅さがB社営業さんとの決定的な差となりました。
家づくりのパートナーはB社に決定!
ハウスメーカーはB社が良いんじゃないかな?
土地探しもサポートしてくれるし、うちらの希望が叶う家ができそうだし!
正直、悪い所を探しても見つけられないんだよね!
そうね、丁寧に対応してくれるし、
良いんじゃない!
1か月で4人の営業マンと打ち合わせを行った結果、「相手に寄り添う力」「人柄」「レスの早さ」の3つで好印象だったB社と引き続き打ち合わせを続けることにしました。
◆寄り添う力+人柄の総合点で営業マンを選ぼう!
くりたけ夫妻は最終的にB社を選びました。
最後に4人の営業マンとのやりとりから寄り添う力を見抜くポイントをまとめます!
人柄もある程度は必要!
ここまで読んで、
いやいや、営業マンの人柄なんか要らないでしょ!
と思う人もいるかもしれませんが、私はある程度必要だと考えます。
家が完成するまでに、その営業マンとは打ち合わせ、ショールーム見学などで何度も顔を合わせます。
休みの日に嫌いな人に会いたい人はいないはずです。
そのため、人柄は最重要ではないものの無視できない要素だと考えます。
営業マンを好きになる必要はありませんが、嫌いじゃないくらいの人柄の営業マンを選んでおけば打ち合わせが苦痛にならずに済むでしょう。
◆次回は、ずばりお金!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
次回はずばり「注文住宅を建てて結局お金はいくらかかったか?」についてです。
家を建てる上でお金の話は避けて通れません。
総額いくらかかったかだけでなく、「いつ」「どのくらい」お金がかかったかまで発信します。
それでは、お楽しみに!
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