【注文住宅】これだけは押さえるべきたった1つのこと

より良き家に住め

くりたけさん、この前ついに良い土地を見つけて契約できることになったよ!

くりたけ
くりたけ

やったね、おめでとう!

ありがとう。

くりたけ
くりたけ

あれ、嬉しくないの?

注文住宅についてずっと調べてるんだけどさ、、、
情報多すぎて段々訳分からなくなってきた!

くりたけ
くりたけ

確かに考えること多いからね、、、
間取りとか見た目とか考えだすとキリがないよね。

くりたけ
くりたけ

今日は、ここだけは押さえようというポイントを解説するね!

1つだけで良いの?

くりたけ
くりたけ

本当に大切なことって実は少ないと思うよ。
では、解説に進もう!

この記事を読むと良い人

・注文住宅を建てる時に「ここだけは押さえて!」というポイントを知りたい人。
・予算を抑えつつ注文住宅を建てたい人。

 はじめに結論から書きましょう。
注文住宅を建てる上で必ず押さえてほしいことはズバリ「耐震性能」です。
具体的には、「耐震等級3以上の家を建てよう」ということです。

くりたけ
くりたけ

何故、こう考えるのか?
次に進みましょう!

 皆さんご存じと思いますが、日本は地震大国です。
1995年の阪神淡路大震災。
2011年の東日本大震災。
2016年の熊本地震。

5年から10年おきくらいに大地震が起きてるね。


 日本のどこに住もうが大地震に巻き込まれる可能性があります。
そのため、地震に強い建物を建てること大切というか必須であると考えます。

はじめから地震に強い家を建てて、打合せの数を減らしましょう!

 ここまで読んだ方の中にはこう考える人もいるかもしれません。

最初は安く家を建てて、後で耐震補強工事をしよう!

それなら、初期費用抑えられるよね。
悪くないアイディアなんじゃない?

一見良さそうに思いますが、私は反対です。
何故なら、後々補強工事を行うとコスパ、タイパ共に悪くなる可能性が高いからです。

くりたけ
くりたけ

まずは、最初から地震に強い家を建てる時の費用、時間についてだよ!

最初から強い家を建てる場合

費用・・・住宅ローンのみ
時間・・・家を建てる前の打合せのみ。

家が建ってしまえば、追加でお金や時間がかかることはないね!

くりたけ
くりたけ

次に、家を建ててから耐震補強工事する時の費用、時間についてだよ!

後から耐震工事をする場合

費用・・・住宅ローン+耐震工事代金+(仮住まい費用)
時間・・・家を建てる前の打合せ+耐震工事の業者探し+耐震工事の打合せ+契約+仮住まい探し

一時的とは言え、支出が一気に増えちゃうね!

費用と時間だけじゃなくて、気力も持ってかれるね!

くりたけ
くりたけ

今、子育て中なんだけど工事のために仮住まいを探すとなるとしんどい!
先に地震に強い家を建てておいて良かった!

費用面、時間の観点から後から補強工事をするというのは賢い選択とは思えません。
よって、最初から地震に強い家を建ててしまった方が無駄がないと思います。

 今度は、家を売る時のことを考えてみましょう。

地震に強い家と弱い家、どちらが高く売れるでしょう?

当然、地震に強い家でしょ!

いうまでもなく、高く売れるのは地震に強い家です。

くりたけ
くりたけ

住んでいる間の安全、安心の確保。
そして、手放す際には少しでも高く売れるよう地震に強い家を建てよう!

地震に強い家を建てるのが大事なのは分かった!
でも、どのくらい地震に対して備えれば良いの?

ちょっと調べると「耐震等級1でも大丈夫」なんて言ってる人もいるんだよね!
本当に耐震等級3まで必要なの!?

くりたけ
くりたけ

じゃあ、両者を比較してみよう!

くりたけ
くりたけ

耐震等級1と耐震等級3の違いは分かる?

耐震等級3の方が強い!

くりたけ
くりたけ

正解(笑)
耐震等級1と3の定義を下に書いておくね。

耐震等級1と3の定義をおさえよう!

耐震等級1・・・震度6から7程度の地震力に対して倒壊、崩壊しない程度
耐震等級3・・・震度6から7程度の地震力の1.5倍の力に対して倒壊、崩壊しない程度
※国交省が作成した住宅性能表示制度pamphletを参考にしています。

耐震等級3は1と比べて1.5倍強いってことね!

でもさ、これってあくまでも理論値ってやつだよね。
実際に地震になった時に差は出るの?

くりたけ
くりたけ

良い質問だね。
熊本地震の後に、国が両者の被害状況をまとめているから見てみよう!

 2016年に起きた熊本地震では、益城町で震度7が2回観測されました。
その後、国が被害状況をまとめています。
※ここから書くことは、国交省がまとめた報告書を基にしています。
より詳しく知りたい方は下のリンクからどうぞ。

熊本地震における建築物被害の原因分析を行う委員会報告書.pdf

その報告書の中で、耐震等級1の建物と耐震等級3の建物の被害状況が比較されていました。

耐震等級3は大地震に対して有効なのでしょうか?

結論から書くと、耐震等級3は大地震に対して有効でした!

くりたけ
くりたけ

グラフにして見比べてみよう!

耐震等級1だと、40%くらいの建物は何かしらの被害を受けているんだね!

大地震が起きただけでショックなのに、更に建物の修理とかで時間取られたりお金かかったりするのか。キツイなー。

くりたけ
くりたけ

数は少ないけど、建物が倒れてしまうこともあるんだね!

くりたけ
くりたけ

そうしたら、お先真っ暗だよね、、、

耐震等級3だと、倒れた建物はゼロだったんだね!

くりたけ
くりたけ

そうだね。
仮に被害を受けたとしても、ダメージが軽くて済むみたいだね!


以上のことから、当ブログでは注文住宅を建てるなら「耐震等級3以上にすること」をお勧めします!

くりたけ
くりたけ

最後まで読んでくれて、ありがとう!
今回の記事についてまとめるね!

記事のまとめ!

・注文住宅を建てるなら「耐震等級3」以上の家を建てましょう!
⇒何故なら、日本は地震大国だからです。
⇒後から耐震補強するより、最初から地震に強い家を建てた方が、コスパ、タイパ良しです!
⇒住んでいる時の安全、安心を確保でき、売る時は高く売れます。
・国交省から、耐震等級3の家は1の家に比べて明らかに地震の被害が少ないと報告されました。

 注文住宅について調べていると、情報が多く混乱してしまうことがないでしょうか。
正に私がそうでした。
あれもこれも、、、となっていた事を思い出します。 
でも、実際に家が完成した今、本当に大切な事は少なかったんだなと思います。

そもそも家って何でしょうか。
人の命や財産を守るためのものです。
それならば地震に強い家を建てることが、家本来の目的を達成することにつながります。

おしゃれ、カッコイイ、間取りの良い、、、etc。
もちろん、それらも大切です。
でも、それらは耐震性能が十分確保できていることが大前提です。
耐震性能が低い家を建ててしまったら、それは正に砂上の楼閣です。

私たちは、地震大国に住んでいます。
安心して生活できるよう、家を建てる際は耐震性能の確保を忘れずに!

コメント

タイトルとURLをコピーしました